運動会で優勝をめざして本気で戦う小学生たち

ちょっとまえ。
秋に行われた運動会のお話です。

わが家には小学生の娘が一人います。
今回は、小学校に入って4度目の運動会。
毎年、むすめのいる色は優勝できないので、今年こそと意気込んでいました。
色分けは3色、赤・黄・青となっています。
娘は今年青組になりました。

これまで3年間は黄色組で優勝できなかったので、青組に変わったから優勝出来るかも。
とはいえ、もちろんチーム戦ですから娘が一人頑張ったところで優勝できるわけではありません。
個人競技でも順位によってポイントが入りますが、一番多くポイントが入るのはやはり団体競技。
綱引きに、大玉ころがし、リレー、そして高学年の騎馬戦です。
そんな団体競技は運動会後半にあるので、みている親も運動会後半には応援に力が入ります。

わたしも今年こそ娘のチームが優勝してほしいと思いもあって、一生懸命応援しました。
結果は、2位でした。
その後、涙の跡を顔に残して帰宅した娘。
運動会で優勝できないことで、そこまで泣いてくやしいと思える純粋な気持ちがうらやましくて、微笑ましく思いました。

もちろん、優勝できなかったことはとても残念なことだけれど、精一杯やって出た結果なので仕方ありません。
そして、仲間たちと力を合わせることの意味や涙が出るほど力を出し切ったことを誇りに思ってほしいと思ったのです。
運動会の意味は、もしかしたら、勝ち負けとは別のなにか大切なことを感じることなのかもしれない。

そう思った秋でした。

ハッピーライフバンザイ応援団

秋晴れの日が増えてくると、運動会を意識する。
もうすぐ体育の日ということもある。
運動会と言えば、真っ先に思い出すのはパン食い競争だ。
紐の先から吊るされたパンに食いついて一番先にゴールしたら一等なんて、ベタもベタ、こんなに愛すべき競技は他にはあるまい。

でも実際にあんなマンガみたいなパン食い競争をやったことは、残念ながら一度もない。
学校の競技としていまいちメジャーになりきれないのは、やはり意図が分からないというのが決定的な敗因ではないかと思う。
食べ物で遊んではいけないという教育もあることだし。

だから、実体験として運動会とイコールで結びついてくるのは別の競技。
私の場合、パンのない競争すなわち単なる徒競走である。

私は恐ろしく運動神経が悪かったので、全校生徒の義務である徒競争に参加して、公衆の面前で恥を晒さなくてはならない運動会は、一年の中で最も最悪な日であった。
余談だが、マラソン大会は一年で二番目に嫌いな日である。

もちろん順位は5人で走れば悲しみの5位。
現代の競争社会を生きている私であるが、この日の競争に対しては意義をとなえたい。

そしてまた、走り終わった生徒に渡される、順位ごとのリボンバッジがまた人を食っている。
1位は赤、2位は水色、3位は黄色、4位は緑ときて、…5位はものすごい暗い紫だった。
1位から4位までからの、激しいギャップの5位の色のチョイス。
まるで突然のお盆かお彼岸である。

1位を取った生徒達が得意げにリボンバッジをひけらかしている中、私は渋すぎる色のリボンを握り締めながら帰宅したものだ。
確かに、私のように運動会が一番嫌いという子供もいれば、反面運動会が一年で一番輝ける日という子供もいるだろう。
全ての人間に平等というわけにはいかないのがこの世の中である。

もちろん、そんなことは分かっているのだが、それにしてもあのリボン制度はやめて欲しいと思う。
やめられないにしても、せめてビリけつのリボンの色は、気持ちが明るくなるような優しいカラーを選択して欲しいものである。