歴史ヒーリング

歴史好きが高じて、幸い先輩の居る大学での研修会に参加した30年前の八月一日、原人の骨出現かと騒がれる出来事がありました。
全国的に報じられた出土骨も貴重な研究遺物として保存されていました。

歴史民俗資料館に保存展示されております数多くの遺物に触れて頂き、洞窟の現地は寂りょうを感じながら、古代人の生きる、逞しい気迫と温かい息吹に感動を覚えながら紹介いたしまた。

埋没されていた遺物の種類と年代などについて、紹介を続けたいと思います。
これが学芸員としてのきっかけですね。
いろいろな展示物を企画して、歴史に触れて頂ける機会を、毎日、考えています。

ところが歴史ブームの到来で、仕事は嬉しい悲鳴。
問合せなども含めて、極端に忙しい日が続いたこともあって、若干体調も芳しくありません。
疲れやすく、回復力も衰え気味なんです。

睡眠は十分に取れていると思っているのですが、眠りが浅いのでしょう、日中、突然睡魔に襲われる時があります。
睡眠時無呼吸症候群の可能性も否定できませんが、病院に行く時間さえも確保することが出来ない日々です。
次第に、夜も倦怠感が出て参りました。

まだ若いと思っていても、気持ちに身体は付いて行っていないようです。
少し運動すれば翌々日に筋肉痛が発症し、それが長引くという、なんともわかりやすい老化現象があるわけです。
湿布の効果も疑わしいですが・・・。

歴史に触れる事でヒーリング効果が自分にはあるのかもしれません。

私が世界史を好きになった理由

私は大学受験の時に世界史を受験科目に選びました。
そして大学では海外の文化と歴史を専攻していました。
高校一年生のころまで、特に歴史に興味はなく、なんとなく海外に興味はありましたが、英語もできず、何を大学で専攻しようかなと思っていました。

そんな私を歴史好きにしてくれたのが高校時代の世界史の先生です。
彼女は海外旅行が趣味の人でした。
かなり変わった先生でしたが、色んな国に行ってはおみやげをクラス全員に買ってきてくれました。
完全に趣味であろう海外旅行について熱く語ってくれる先生で、授業はとても面白かったです。
大学に行ったらたくさん旅行に行くべきだとよく語っていました。
その先生が歴史の書かれた漫画を読むと良いとみんなに勧めました。
学校で漫画を読むことは禁じられていました。
しかし、漫画というのは学校で隠れて読むと、より一層おもしろく感じられるのが不思議です。
クラスで革命を題材にした漫画がはやり、みんなで回し読みをしました。
そうしているうちに私はいつの間にか歴史が好きになり、世界史の勉強が好きになりました。
大学に行くと、先生が言っていたように近場ばかりですがよく海外旅行に行っていました。
時間が一番あった時だからかもしれませんが、とても充実した日々でした。
全く興味のなかった海外の歴史や海外旅行について、高校時代に会った先生の趣味の話から自分も影響を受けてしまうとは、人生誰の話をいつ聞くかで運命が変わっていくのだと思いました。

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