結婚式の親族

昨年出席した同僚の結婚披露宴は、珍しい席次でした。
通常は、扉口から一番遠くに新郎新婦の高砂席がありますが、そのときのお式は会場の中央。
中央高砂から一番近いところに、主賓席や親族席があり、友人関係が一番円の外側に来る配置になっていました。

もちろん友人達も大事ではありますが、新郎新婦が一番姿を見て欲しかったのが親族ということで、こういった席次にしたそうです。
両家の父親が宴を開いた、という形が本来の結婚披露宴ですので、もてなす側として末席に親族席が置かれますが、とくに花嫁は父母に花嫁姿を見てもらいたいものです。

そういった親族との関係性を理解している友人や同僚関係が多かったので、親族と新郎新婦がしゃべりながら宴が進むのを見守っていて、大変温かい披露宴になりました。
主賓である上司や社長に、夫となる立派な姿を見てもらいたいという新郎の気持ちもあったので、主賓席もやはり近くに配置。

若い新郎新婦の二人なので、招かれる友人達も若くて賑やかな方々ばかり。
新郎新婦からは遠い席ですが、円の外側でそれはそれは賑やかそうに楽しんでいるようでしたので、この席次はとても良かったと思います。

うちの母も、親族席が遠くにあることに疑問を抱いていたので、自分の式のときは、この友達の式のような席次にしてみたいなと考えています。
チャペルや神前での結婚式ではやはり家族との繋がりがいかに大事か実感します。

友人として出席していて、花嫁と一緒に歩くお父さんの姿を見ると涙が溢れてしまいます。
そのあとの披露宴では、嬉しそうにお酒を飲んで楽しんでいる新郎新婦のお父さんの姿を見るのが私は好きです。

結婚が決まるまでに色んなことがあったと思いますが、みんなが集まって良い式になったなぁと思わず杯も進んでしまうのしょう。
色々な披露宴に出席しますが、温かい式に参列するとこちらまで幸せな気持ちになれます。

用意周到な結婚式

人気お笑いコンビで、高学歴としてもしられている芸人さんとカワイイ高学歴タレントが結婚したと去年大きく報じられた。
その二人の海外での挙式が執り行われたと、芸能ニュースで放送していた。

バリ島のビーチを使ったウエディングパーティーで、鮮やかなピンクやオレンジ色といった、青い海と空に映える色の豪華なテントのようなものが張られて、南国のフルーツがハイビスカスと一緒に盛られているテーブルは、ローテーブルになっていて、白い砂浜の上に敷かれた織物の絨毯に座る形式。

ローテーブルの上には、カクテルやシャンパンが置かれている。
ウェルカムディプレイには、サングラスやウクレレなど、バリ島を表現した作りになっており、参列者を迎えたようだ。
だが、その様子を見た芸能ニュースを担当しているタレント達は、これに参列するの小っ恥ずかしい!と言っていたが、全く同じ感想だった。

よく計画されているウエディングパーティーの演出や雰囲気だが、なんとなく入り込めない恥ずかしさ。
コレは一体なんだろう?私もドラマチックな結婚式に参列するのは好きだが、そこには父母への感謝が表れていたり、友人との絆が見えるからだ。

一方バリ島でのパーティーの様子は、新婦の好みだけが反映されているようで、これに参列するおばあちゃんとか上司とか、なんとなく居心地が落ち着かないのではないのかな〜と余計な心配をしてしまった。

テレビの取材を見越してのことだとは思うが、素敵な景色と、完璧なシチュエーションで、素敵なパーティードレスを着て楽しむという文化に慣れていないからか、すごく無理をしているように見えてしまった。

いかにも!というホテルウエディングも見慣れてしまったが、バリ島での演出が行き過ぎていると、やっぱりホテルウエディングでいいやと思ってしまう、不思議な日本人の感性なのかもしれない。

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