結婚式の嫌な思い出

以前、中学時代からつきあってるカップルの結婚パーティーがあった。
お金がない二人だが、小さな会費制のパーティーを開催するために、幹事を頼まれた。
列席は顔見知りばかり。

新郎側の幹事も友達で、一緒に快く引き受けた。
ただ、列席した新郎の上司からこっぴどく怒られたことが嫌な思い出として残っている。
新郎は中学卒業後、お祭りの手伝いなどをしていると聞いていたが、要は堅気の仕事じゃなかった。

受付で新郎側主賓である上司というか親分のような方が来たときは背筋が凍った。
若い主役とその友達ばかりのパーティーだからと幹事の私は気軽に考え、進行など甘い所があったと思う。

その親分さんは、招待されてない謎のキャバ嬢風の女性を勝手に呼び、膝の上に乗せて酒を飲んでいて楽しそうにしていたが、親分の一つ下の位の方に進行について、中盤から延々と説教された。

新郎側の席近くで怒られていたため、新郎側友人は気がついていたはずだ。
中学の同級生である男の子たちが助け船を出してくれないか心の中で祈っていたが、みんなスルー。

私が逆の立場でもそうすると思う。
恐い思いで気分が悪くなった。

パーティーが終わるころに新郎が気がついたようで、勘弁してやってください、みたいなかんじで助けてくれた。
それ以来、幹事は絶対に引き受けないことにしている。

結婚式の直後は

一昔前は、結婚式からすぐにそのまま新婚旅行に行ったみたいだけれども、最近はどうなのだろう。
あまり周りでそういうケースを見たことがないが、今でもそういう習慣はあるのだろうか。

それにしても考えるとなかなかな弾丸トリップである。
結婚式なんてただでさえ最高に気を使うシーンであるのに、休む暇なく更に遠くに泊りがけで出かけるなんて。

きっと披露宴のご飯もろくに食べられないのだから、お腹もすいているのに違いない。
出来れば茶漬けの一杯でも食してからでかけたい。

それに、疲労もピークに違いない(アドレナリンが出ていればそれはまた別の話し)。
もし海外だったらば、飛行機にのった瞬間から爆睡間違いなしである。
若くないと出来ない。

そういえば、結婚式からそのまま新婚旅行に行く場合、よくタクシーとか車の後ろに空き缶をぶらさげて、走らせるとがらがらいうやつがあったが、あれは一体どういう意味が込められていたのだろうか。
あの、よってたかってみんなに囃し立てられて送り出された上、「Just Married」とか車の窓ガラスに書かれたりしているやつ。
きっと深い意味があるのだろうけれど。

それにしても私だったら空き缶でなくてもうちょっといいものをぶら下げて欲しい。
例えば風船とか。
車の後ろでびゅんびゅん風になびく、色とりどりの風船たち。

いやいや、ばかみたいだ。
きっと風であっと言う間に飛ばされるのが落ちである。
空き缶よりひどい。

何なら何にもぶら下げないで、誰にも気づかれないまま静かに旅行に立ちたいものだ。
すこぶるシャイな自分には、がらがら自己顕示する新婚旅行出立は恥ずかしすぎる。

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